Raspberry Pi、使いはじめる

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12月には手元に届いた Raspberry Pi でしたが、
やっと最近、活用するようになってきました。

 

VPN対応ルータというのは、
世間にそれなりにいろいろ存在しますが、
L2TP だとかSSTP ができるVPNルータは
安いものが出まわっておりません。

 

たとえば、バッファローのこれなんかは、

BUFFALO 有線ブロードバンドルーター リモートアクセス&Giga対応 BHR-4GRV

BUFFALO 有線ブロードバンドルーター リモートアクセス&Giga対応 BHR-4GRV


確かに安いVPNルータではありますが、
PPTPにしか対応していないわけですよ。

 

最近はクラウドが流行っているので、
自宅/会社にVPN接続するといったニーズは
そんなにはないのかも知れませんが、
そういうとき、PPTPだと接続できない問題も多々ある訳です。

そんなとき、
SIerとかNIerとかの営業は、
ここぞとばかりに、
とんでもない値段のVPNサービスだとか、
VPNのできるルータとかを提案してきます。
YAMAHAのRTXとか、
Ciscoだと892Jとか1812Jとか、
求めてないのにSSL-VPNに話をすり替えて、
JuniperのSAとかMAGとか。。。
そして、技術的なことを知らない人・会社は、
鵜呑みにして高いものを買ってしまいます。

 

が、それなりに技術がわかる人間としては、
そんなお金の無駄遣いはしたくありません。
安いL2TPとかSSTPに対応可能なVPNルータが存在しないのならば、
作っちゃえばいいわけです。

そこで、
Raspberry Pi をVPNルータ化することに着手しました。
PacktiX VPN 4.0 であれば、それができそうなので。

 

保守とかどうすんの?
と思う方もいるでしょうけれど、
Raspberry Pi はとにかく安いので、
コールドスタンバイ機を用意することもコスト的には簡単ですから。。。

 

みたいなことを考えておりまして、
Raspberry Pi 1台だけでは足りないような状況になってきました。。。